冠婚葬祭業界の動向およびM&Aについて【2024年版】

目次 [ ]

Ⅰ冠婚葬祭業界の動向

2022年の結婚式場の売上高は前年比32.1%増の2,298億円、取扱件数は同20.8%増の73,070件でした(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」2023年2月)。


2020年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響によって、結婚式場の売上高と取扱件数は大幅に減少しました。2021年に約40%回復しましたが、厳しい状況が続きました。
一方、2022年は伸び率が縮小しましたが、コロナ禍前の2019年の水準の約90%まで回復しました

2020年から2021年にかけて新型コロナの感染拡大の影響により、ブライダル業界は大打撃を受けました。予定されていた挙式の延期やキャンセル、規模の縮小が相次ぎ、多くのブライダル企業が赤字や倒産に追い込まれました。
2021年から2022年は、コロナ禍が沈静化する場面もあり、売上高と取扱件数は回復しました。しかし、コロナ禍前と比較すると低い水準にとどまっており、本格的に回復していません。

2022年の葬儀業の売上高は前年比8.6%増の5,599億円、取扱件数は前年比7.9%増の49万4千件でした(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」2023年2月)。


出所:経済産業省、業界動向サーチ

2019年までは葬儀業の売上高と取扱件数はともに横ばいで推移しましたが、2020年の売上高は過去10年で最も大きな下落、取扱件数も5年ぶりのマイナスとなりました。
2022年には売上高は増加しましたが、中長期的には横ばいで推移しています。一方、取扱件数は2010年以降の13年間で最も高い水準となりました。ただし、葬儀一件当たりの単価は縮小傾向にあります。

2021年の葬儀業界は、新型コロナウィルスの感染拡大を契機として葬儀の規模を小さくする傾向となりました。具体的には、感染対策として参列者の小人数化、火葬のみの葬儀に変更する場合などが増加しました。そのため、葬儀1件当たりの費用は減少しましたが、取扱件数は増加しました。一方、法人向けなどの大規模な葬儀の需要は回復傾向にあります。

Ⅱ冠婚葬祭業界の売上高ランキング(2021‐2022年)

冠婚葬祭業界の売上高ランキング(1位~10位)は、以下の通りです。


出所:会社四季報などより作成

Ⅲ冠婚葬祭業界のM&A

最近の冠婚葬祭業界のM&A(一部)

 

出所:各種開示資料より作成

2019年 (買い手企業) クラウディアホールディングス(3607)
(売り手企業) 内田写真株式会社

クラウディアホールディングスはウェディングドレス事業と結婚式場運営を展開しています。
内田写真株式会社(大阪市)は、老舗写真館であり、有名ホテル、結婚式場などの優良顧客を有しています。
クラウディアホールディングスは、内田写真株式会社の写真撮影業等を会社分割による譲り受けました。
本M&Aの目的は、写真事業を拡大することが狙いです。

 

2019年 (買い手企業) くふうカンパニー(4399)
(売り手企業) 株式会社フルスロットルズ

くふうカンパニーは、株式会社フルスロットルズ(東京都:売上高5億4400万円)は、輸入ブランドを中心とするウェディングドレス販売および結婚式プロデュース事業を手掛けています。
くふうカンパニーは、フルスロットルズの株式51%を取得して子会社化しました。
本M&Aの目的は、多様化するニーズへの対応と競争力の強化が狙いです。

2019年 (買い手企業) 平安レイサービス(2344)
(売り手企業) さがみライフサービス株式会社
株式会社シンエイ・クリエート・サービス

平安レイサービスは、冠婚葬祭請負、コンサルティング、在宅介護サービスなどの事業を行っており、神奈川県内では大手の冠婚葬祭会社です。
さがみライフサービス(神奈川県:売上高3億1400万円)は葬祭業、シンエイ・クリエート・サービス(同:売上高1億3300万円)はビジネスホテル経営を手掛けています。両社は兄弟会社の関係にあります。平安レイサービスは、さがみライフサービスとシンエイ・クリエート・サービスを完全子会社化しました。
本M&Aの目的は、神奈川県小田原市エリアにおける営業基盤の拡大が狙いです。

 

2020年 (買い手企業) エスクリ(2196)
(売り手企業) 株式会社ラヴィマーナ神戸

エスクリグループは、挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業を展開している。
株式会社ラヴィマーナ神戸(兵庫県)は、神戸市のシーサイドエリア、神戸空港島の西岸に位置した結婚式場「ラヴィマーナ神戸」を運営しています。
エスクリは、ラヴィマーナ神戸が運営する結婚式場「ラヴィマーナ神戸」の運営と同施設の衣装事業を譲り受けました。
本M&Aの目的は、両社のノウハウを融合し、同施設において効率的かつ質の高いサービスを提供し、マーケットシェアの拡大が狙いです。

 

2020年 (買い手企業) タメ二―(6181)
(売り手企業) 株式会社Mクリエイティブワークスフォト

タメ二―は、婚活サービスおよびカジュアルウェディングを展開しています。
株式会社Mクリエイティブワークスフォト(東京都:売上高1億円)は、韓国風の結婚写真を撮影するウェディングフォトスタジオを運営しています。
タメ二―は、Mクリエイティブワークスフォトの株式(85.1%)を取得して子会社化しました。
本M&Aの目的は、カジュアルウェディングのサービス体制を充実する狙いがあります。

 

2020年 (買い手企業) タメ二―(6181)
(売り手企業) 株式会社オーセモーション・プロダクツ

タメ二―は、婚活サービスおよびカジュアルウェディングを展開しています。
株式会社オーセモーション・プロダクツ(大阪市)は結婚式二次会プロデュース事業を手掛けています。
タメ二―は、オーセモーション・プロダクツの挙式披露宴後の二次会プロデュース事業を譲り受けました(新設分割+株式譲渡)。
本M&Aの目的は、挙式披露宴後の二次会の受注拡大が狙いです。

 

2020年 (買い手企業) ケン不動産リース株式会社
(売り手企業) 株式会社グッドラック・コーポレーション

ケン不動産リース株式会社(東京都)は、不動産事業およびホテル事業を展開しています。
株式会社グッドラック・コーポレーション(東京都、GLC社)は、テイクアンドギヴ・ニーズ(4331)の連結子会社であり、海外および国内リゾートにおける結婚式の企画・運営などを手掛けています。ケン不動産リースは、GLC社の株式(91.8%)を取得して子会社化しました。
本M&Aの目的は、赤字の海外事業(GLC社)の切り離しが狙いです。

 

2020年 (買い手企業) ハラダ製茶株式会社
(売り手企業) 株式会社すどう

ハラダ製茶株式会社(静岡県)は製茶業大手であり、原田製茶グループは。青森県、茨城県、岡山県、広島県で葬儀場を運営しています。
株式会社すどう(塩谷郡)は、自社ホールを所有し、宗教・宗派を問わない葬儀会社です。
ハラダ製茶は、株式会社すどうを子会社化しました。
本M&Aの目的は、香典返し用の茶製品の取引量の増加の狙いがあります。また、新たに葬儀場を建設する代わりにM&Aを選択しました。

 

2021年 (買い手企業) きずなホールディングス(7086)
(売り手企業) 有限会社備前屋

きずなホールディングスは、家族葬を中心に直営葬儀会館を展開しています。
有限会社備前屋(岡山県:売上高2億9800万円)は、葬儀業および葬儀用具販売事業を手掛けています。
きずなホールディングスは、有限会社備前屋を完全子会社化しました。
本M&Aの目的は、備前屋の経営基盤に加えて、きずなHDの多店舗展開ノウハウを生かして中国地方へ進出する狙いがあります。

Ⅳ冠婚葬祭業界の課題および今後について

ブライダル業界
近年の婚姻数は減少傾向にあり、2020年の婚姻数は52万5,490組(厚生労働省)となっています。これには少子高齢化や初婚年齢の上昇が関係していると推測され、ブライダル業界としてはマイナス要因になります。
また、「ナシ婚」と呼ばれる披露宴を開催せずに婚姻届を提出するだけの結婚形態や事実婚などもブライダル業界にマイナスの影響を与えています。

葬儀業界
死亡件数は137万2,600人(2020年、厚生労働省)であり、ブライダル業界とは反対に増加傾向にあります。しかし、遺族がインターネットで葬儀場を探せるサイトが普及し、簡素な家族葬・直葬が増加しています。そのため、各社の業績は伸び悩んでいます。

今後について
新型コロナウィルスの感染拡大により、参列者が集まる冠婚葬祭は厳しい状況が続いています。結婚式場はオンライン配信の併用、二部制の導入などにより、人が密集する機会を減らす対策がとられています。また、葬儀では家族葬などコロナ禍以前からの規模縮小の傾向が加速しています。このような状況下、政府は2021年6月に発表した「経済財政運営と改革の基本方針2021年」に基づき、新婚世帯の経済的負担を軽減する「結婚新生活支援事業」(最大60万円の結婚支援金の補助)を開始しました。

Ⅴ冠婚葬祭業をM&Aするメリットとデメリット

【1】主な2つのM&Aの手法

M&Aを検討している経営者の皆様が覚えておくべき主な手法は、株式譲渡と事業譲渡の2つです。
売り手企業の株主が買い手企業に株式を譲渡する手法が株式譲渡です。売り手企業が買い手企業に事業を譲渡する手法が事業譲渡です。
どちらを選択するかは、売り手企業の意向、買い手企業の考えによって、両者の交渉によって決まります。
会社の借入金、従業員、資産、権利義務関係などの全てを買い手企業へ譲る場合、株式譲渡の手法を選択します。
一方、売り手企業の事業が、製造部門と販売部門のように複数事業に分かれており、製造部門のみを譲渡するような場合、事業譲渡を選択します。
以下の設例により、株式譲渡と事業譲渡の2つの方法を比較することにします。
<設例>

X社は、自社ビルの不動産賃貸業とレストラン事業(25店舗:全店舗は賃借)の運営を行っています。株主はオーナー社長のみです。 コロナ禍の影響を受けて、レストラン事業の業績が悪化したため、X社はレストラン事業を第三者へ譲渡することにしました。
レストラン事業を事業譲渡する場合、買い手企業のメリットは、レストラン事業のみを引継ぐ点になります。ただし、従業員の再雇用、権利義務関係の引継ぎなどの手続が煩雑になるデメリットがあります。一方、売り手企業の簿外債務を引き継ぐリスクはありません。売り手企業のメリットは、レストラン事業のみ譲渡できる点、譲渡代金は売り手企業(X社)が受領する点になります。

 

【2】M&Aの手順・流れ


①プロセス開始当初にご依頼する資料やお伺いする情報がスムーズにご提供戴けると、その後のプロセスが円滑に進行します。
②予備的企業価値評価は、当社専門家(会計士/税理士)監修のもと実施。この段階で、譲渡価格や条件等の内容を概ね決定します。
③買手候補企業との間で大枠の条件が固まったら基本合意書(法的拘束力無し)を締結します。この段階より1対1の交渉(独占交渉)が始まります。
④基本合意と買収監査結果で差異があった項目を中心に調整し、詳細事項を決定。M&A実施後の体制等も、この段階ですり合わせます。

【3】M&Aにより会社を売却するメリット

オーナーのメリット(株式譲渡の場合)
①オーナー・その他株主のキャピタルゲイン(資本利得)の実現
オーナー一族はリタイアに際して現金収入が発生し、ハッピーリタイアすることができますその他株主も、同様に未上場株式を現金に換金できます

②相続税対策
流動性のない未上場株式を現金化することにより、遺産分割が容易になります

③オーナー一族の個人保証からの解放
買い手企業が保証(債務保証、不動産等の担保提供)を肩代わりするため、オーナー一族の経済的負担が解消されます※親族内承継または従業員承継の場合、オーナー一族の個人保証を継続せざるを得ない場合があります

会社のメリット
①事業の継続を確保、会社成長の可能性があります
②買い手企業の傘下に入ることにより、事業継続と安定性を確保できます
③買い手企業とのシナジー、将来の会社成長の可能性に期待できます
④従業員雇用の継続、安定を図ることができます

【4】会社を売却するデメリット

・買い手企業が見つからないリスク

会社を売却すると決断してもすぐに買手企業が見つかるとは限りません。
M&Aにはそれなりのコストがかかるので、買い手企業にとっては、それなりのメリットがなければM&Aを実行しません。コロナ禍においては、M&Aを検討する企業数が減っており、かつ投資目線も厳しくなっています。つまり、「コストをかけてもM&Aを行う」と買い手企業が思うような魅力がある会社(売り手企業)でない限り、なかなか買手企業が現れないと考えるのが良いでしょう。M&A市場においては、一般に「将来的に売り手企業がどの程度の収益を上げる力があるか」で売り手企業は評価されます。したがって、収益面では黒字にすること、過度な借入金(例えば、売上高を超える、あるいは同じ金額の借入金)は避けるべきです。

・M&A後における従業員の待遇面の不安
M&A後における従業員の労働条件や解雇の規則については、買い手企業によって変更をされないように最終契約書に記載しておく必要があります。最終契約書での取り決めがない場合、M&A前より悪い労働条件で働かされたり、簡単に解雇されたりする可能性があるためです。M&Aを実行する場合、確認する事項は個別案件ごとに異なり、また多岐にわたります。この確認をおろそかにせず、売り手企業と買い手企業のお互いがM&Aのメリットを享受できるように交渉を進めることが重要です。

Ⅵ会社を売却する際の株価の考え方

株価(株式価値)の算定方法として一般的に用いられる手法は、修正純資産法、類似会社比較法(マルチプル法)、DCF法です。

【1】修正純資産法

評価対象会社(売手)の貸借対照表に計上されている全ての資産・負債を時価評価した後の純資産額に営業権を加算して企業価値を算定する方法です。この方法は、企業の静的な価値を判定するのに適しています。未上場会社のM&Aで利用されることが多い方法です。
(注)黒字の場合、営業権として修正後営業利益の3年分程度の金額を加算します。一方、赤字(営業損失)の場合、営業権はつきません。社歴〇〇年の老舗企業、あるいは△△△ブランドで有名などの要素は、営業権として評価されません。

【2】類似会社比較法(マルチプル法)

業種、企業規模等の類似する上場会社の一定の財務数値に対する企業価値の倍率を測定し、評価対象会社(売手)の財務数値に当該倍率を乗じることで企業価値を算定する方法です。
上場会社、未上場会社のM&Aにおいて利用されている方法です。

なお、未上場の中小企業・小規模企業のM&Aの株価算定においては、会社規模(売上)が小さい、ニッチ業種であるなどの理由により、上場会社の中から類似会社を選定することが難しい場合があります。

【3】DCF法

事業活動から得られると予測される将来キャッシュ・フローの総額を現在価値に割り引いた金額を企業価値として評価する方法です。将来キャッシュ・フローの予測に企業価値が大きく左右される方法です。上場会社のM&Aにおいては、一般的に利用されることが多いです。
なお、DCF法を用いる場合、将来キャッシュ・フロー算出の基礎となる評価対象会社(売手)の事業計画が必要となります。また、当該事業計画の客観性、妥当性、実現性等が重要になります。

【4】考慮すべき事項

評価対象会社(売手)が、企業のライフサイクル(イメージ図)において、創業期、成長期、成熟期、衰退期のいずれの段階に該当するかを判断します。
併せて、評価対象会社の継続性の疑義の有無、知的財産等に基づく超過収益力に依存する収益構造であるか、類似上場会社のない新規ビジネス、或いはニッチ業種に該当するかなどを判断する必要があります。

企業のライフサイクル(イメージ図)

以上の考慮すべき事項を確認した後、評価対象会社(売手)に適切な株価(株式価値)の算定方法を選択します。複数の算定方法を選択できる場合は、それぞれの算定方法の結果を比較検討するのがよいでしょう。

【5】株価(株式価値)の算定方法の選択

〇:採用が適していると考えられる   △:場合によっては採用することが想定される

【6】会社を売却する場合に係る税金

中小M&Aの方法のうち、最も多く用いられる株式譲渡の場合において、会社売却に係る税金をどのように考えるかを一緒に見てみることにします。会社の株主が個人である場合、所得税・住民税あわせて20.315% の固定税率で分離課税が適用されます。以下の設例を用いて、会社を売却した場合、株主の税金をどのように計算するかを説明します。

<設例>
会社株主は、社長のみの一人株主とします。
株式の出資額10,000千円、株式譲渡代金100,000千円、売り手(個人株主)のM&A手数料5,500千円 (消費税込み)とします。

株式の売却益(注)は、株式譲渡代金から株式の出資額を差し引いた、90,000千円(=100,000千円−10,000千円)となります。
(注)キャピタル・ゲイン(資本利得)

個人株主の場合、株式の売却益は分離課税の対象となり、税率は20.315%(注)が適用されます。
また、M&A手数料(消費税込み)は、売却益から費用として差し引くことができます。
よって、個人株主が負担する税金は、以下のように計算することができます。
(90,000千円−5,500千円)×20.315%(注)=17,166千円
(注)所得税及び復興特別所得税(15.315%)+住民税(5%)

【7】会社を売却するタイミングを考える場合のポイント

会社を売却するためのポイントは3つあります。
ポイント① 引退の時期を決める。
「この事業が上手くいったあとで」といった条件付きの不明確な時期の決め方ではなく、できれば年月を確定することをおすすめします。時期を決めることで、実現するための強い決意が生まれます。
経営状態がよいタイミングで売却すると高い株価で売却でき有利ですが「企業価値が上がったら売却してリタイアしよう」という決め方だとなかなか踏ん切りがつかず、ハッピーリタイアの実現は難しくなるでしょう。

ポイント② 売却前に次の経営者がやりやすいように経営環境を整えておくことです。
後顧の憂いなくリタイアするためには、経営者の頭の中にある重要な項目を整理しておくことが重要です。
特に、従業員の対するケアがポイントであり、各従業員の性格等を、事業引継ぎの際に伝えておかなければ、その後の組織運営に支障が出ます。

ポイント③良いフィナンシャル・アドバイザーを見つける。
会社を売却する際には、専門的知識が必要となり、M&Aの専門家のサポートが必要となります。
中小M&Aの実績が十分にあり、業界での評判の良いM&A仲介会社を選ぶとよいでしょう。
どのM&A仲介会社も初期相談は、無料で対応しています。複数社と面談して、相性の良さそうな会社を選択するのも一つの方法です。
(注)フィナンシャル・アドバイザーの役割は、クライアント(売り手、買い手)が目指す戦略実現のために、最適なM&A手法を企画 立案し、その執行を全面的にサポートすることです。アドバイザリー会社のタイプとしては、金融機関系、会計会社系、ブティッ系の3つに大別することができます。

Ⅶ弊社M&Aコンサルティングサービスのご案内

弊社のM&Aコンサルティングのご案内です。特徴は3点あります。
①プロフェッショナルによるM&Aサポート
M&Aの専門性を持つ、経験豊かなコンサルタントが、皆様にきめ細かなサービスを提供させていただきます。実際に成約したお客様、皆様からご満足いただいております。

②完全成功報酬の手数料体系
当社は、1社でも多くの中小企業のM&A支援を行うために、リーズナブルな手数料体系を採用しています。着手金、月額費用などはいただかず、成功報酬のみの完全成功報酬制を採用しています。

③多くの成約実績
業種、規模、エリアを問わず、多くの成約実績がございます。
高い専門性を持ったM&Aコンサルタントが、ご満足いただけるサービスを提供させていただきます。

株式会社経営承継支援は、一社でも多くの企業を廃業危機から救うため、全ての企業様のご相談をお受け致しております。
M&A(株式譲渡、事業譲渡等)に関して着手金無料でご相談可能ですので、お気軽にお問合せくださいませ。

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