ノンネームシートとは|アピールペーパーとは?

執筆

藤原 秀人

藤原 秀人

15年以上、M&A業界に身を置いていますが、アドバイザリー業務より、新規事業をメインにおこなっています。 2021年8月に、M&Aチャット「はじめ」をスタート。商店街や町の小さなお店の廃業問題に対して、地域の人が「アトツギを探して、このお店を残したい」という想いをつなげていければと思い、M&Aチャットサービスを始めました。「アトツギを探して、このお店を残したい」と思ったら、ぜひM&Aチャットにアクセスしてみてください。下のお問い合わせボタンから、「はじめ」サイトにリンクを貼っています。...続きを読む

監修

経営承継支援編集部

この記事は、株式会社経営承継支援の編集部が監修しました。M&Aに関してわかりやすく役に立つ記事を目指しています。

目次 [ ]

ノンネームシートとは?

M&Aを経験されている方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。

ノンネームシート。

買手に、譲渡(売却)したい会社の情報を記載した匿名(ノンネーム)の紙(シート)です。

譲渡したい会社が特定できないように、業種、所在地、年商、その他、財務情報や事業内容のみを記載しています。

買手に、ノンネームを提示する段階では、売手と買手との間で、秘密保持契約書の締結が完了していないため、慎重に情報を取り扱うことが求められます。

 

(※ノンネームシートでは、この画像くらいの情報量を記載しています。)

 

私がアドバイザーをしていた頃は、買手に対して、ノンネームシートを送付し、初期検討を依頼している際に、いつもこんなふうに疑問に思っていました。

 

”本当に、この譲渡したい会社の良さが伝えきれているのか”

 

他の業界では、何かを売る時は、最大限アピールし魅力を伝えます。

しかし、これまでM&A業界では、その課題に取り組んでいる様子はあまり見受けられませんでした。

 

当然、中小企業M&Aで取り扱う情報は、”秘匿性の高い情報”ですので、他の業界のように、実名を出すことはできません。

秘密保持契約書を取り交わし、情報漏洩リスクを極力、回避したうえで、詳細を伝えることが求められます。

 

秘密保持契約書を締結する前に、譲渡したい会社が特定されないようにしつつ、どこまで魅力を伝えることができるのだろうか

 

この問題を解決するため、M&Aチャットはじめでは、動画をアップすることにしました。

 

担当者(アドバイザー)が、動画で、特定されないように配慮しつつ、テキストでは伝わらない経営者の想いや望む相手先を伝えることができます。

 

実際につくったアピールペーパー(AP)は、このような感じです。

アピールペーパー(造語)は、動画付きノンネームシートを指します。

 

【新常識】ノンネームシートからアピールペーパーの時代へ

 

アピールペーパーのメリット

動画によって、どのようなメリットが考えられるでしょうか。

① アドバイザーの人柄がわかる

② テキストでは伝わらない、ポイントを瞬時に把握できる

③ ビジュアルで魅力を伝えることができる

このように、テキストと動画の良いところを組み合わせることによって、魅力を引き出していく流れができれば何よりです。

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藤原 秀人
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15年以上、M&A業界に身を置いていますが、アドバイザリー業務より、新規事業をメインにおこなっています。 2021年8月に、M&Aチャット「はじめ」をスタート。商店街や町の小さなお店の廃業問題に対して、地域の人が「アトツギを探して、このお店を残したい」という想いをつなげていければと思い、M&Aチャットサービスを始めました。「アトツギを探して、このお店を残したい」と思ったら、ぜひM&Aチャットにアクセスしてみてください。下のお問い合わせボタンから、「はじめ」サイトにリンクを貼っています。

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