コンサルタント紹介

オーナー様と本気で
向き合う
M&Aを
マネージャー 大森 隼

大森 隼

オーナー様と本気で向き合い、支えたい

大森 隼

私は前職で約10年間、金融機関に在籍していました。

その頃から、オーナー様から信頼してもらえるよう、どんなに小さなことでも気を抜かないようにしてきました。例えば、時間を厳守する、身だしなみを整えるなどです。当社にジョインしたのは、これまで仕事してきたなかで、もっとも充実していたのが、中小企業のオーナー様との案件だったからです。

みなさま情熱を持って事業に取り組んでおられます。そんなオーナー様と本気で向き合い、支えたいという思いから、中小企業のM&Aに従事しようと決意しました。

M&Aの過程で、オーナー様の心は大きく揺れる

私が担当させていただいたオーナー様は、首都圏で複数の調剤薬局店舗を経営されていらっしゃいました。後継者がいらっしゃらず、徐々に店舗を廃業したり、第三者に譲ったりしていたとのこと。残った最後の1店舗、本丸の譲渡をどう進めるべきかという断面で、私にご相談をいただきました。オーナー様にとっても最後の城で、M&Aの専門家をいれてきちんと手順を踏みたいと考えたそうです。ありがたいことに、初回の相談から意気投合し「君なら任せられる」とおっしゃっていただけました。店舗の経営状況もよく、買い手様は比較的スムーズに見つかり、オーナー様の希望に沿う金額で、交渉も進んでいきました。

とはいえ、M&Aは資料の用意や細かい部分の確認など、オーナー様にとって負担となる作業も少なくありません。ストレスのたまる作業が増えることで、オーナー様が感情的になってしまったり、買い手様と意見がぶつかってしまったりと、細かいトラブルが起こるようになりました。調印の直前まで、オーナー様と買い手様の意見をまとめる為に、1日に何時間もオーナー様と打ち合わせを重ねたこともありました。当時は、家族以上に会話する時間が長いと、お互い笑い合ったものです。根気強いコミュニケーションを継続した結果、オーナー様の気持ちが切れることなく、買い手様と良好な関係のままクロージングへと導くことができました。

経営者の孤独に寄り添う仲間として

M&Aでは、オーナー様は様々な思いに揺られます。

企業の存続のために、なんとか事業承継を成功させたい。しかし、先ほどのオーナー様のように、M&Aの過程には多くの負担がのしかかり、心が折れてしまうシーンが少なくありません。よく経営者は孤独と言いますが、M&Aについて誰にも話せないまま進めるというオーナー様もいます。顧問税理士や家族にも秘密にし、書類の用意は、従業員が全員帰った深夜に行っていたという方もいらっしゃいました。

だからこそ、私たちがM&Aを成功させるための仲間として、精一杯のサポートをしていきたいと考えています。

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