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沖縄県のM&A事情について解説していきます。
沖縄県の社長の平均年齢は62.15歳!
2019年の社長の年齢調査によると、佐賀県は、62.15歳で全国第39位です。
65歳以上の人口比率は22.16%となっております。
(出所 東京商工リサーチ)
沖縄県では、2021年2月16日に、調剤薬局を運営する「ゆい沖縄」による調剤薬局「東医堂」の株式取得のM&A事例があります。
さらなる世代交代を進めるにあたり、中小企業の経営者は以下の課題を抱えています。
その1 働き手の不足と経営者の高齢化
その2 今後の事業継続への不安
その3 後継者がいない・みつからない
では、後継者を探す方法はどうすればよいでしょうか。
はじめチャットではM&Aマッチングサービスを提供しており、会社を引き継ぎたい企業が多数登録されています。
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原因について考察していきます。
その1 M&Aは他人事
1つ目に、「M&Aへの関わり方がわからない」という中小企業の経営者は未だに多いのが実情です。
帝国データバンク「事業承継に関する企業の意識調査(2020年)」のデータでも、23.6%の回答者は、「M&Aへの関わり方がわからない」と回答しています。
実際に、相談者である中小企業の社長にお相手を紹介する際に、「本当に相手先がみつかるとは思わなかった」という声をよく聞きます。
まだまだ中小企業経営におけるM&A戦略は、マイノリティーと言えるでしょう。
しかし、買い手紹介のページにあるように、M&A仲介会社には毎日のように「会社を譲り受けたい」という企業からの問い合わせが全国から寄せられます。
その2 地方は情報伝達スピードがはやい
2つ目に、地方特有の課題でもある地域コミュニティが狭く、情報が広まりやすいという特徴があります。
そのため、会社を売るということが、他人にどのようなイメージを持たれるか気になり、M&Aを躊躇する経営者もいます。
M&Aで会社を譲渡するケースが増えて、特別なものではないという「当たり前」と経営者が考えるようになるような環境をつくっていかなければなりません。
その3 同族間のしがらみが強い
3つ目は、中小企業の中でもファミリービジネスの場合は、マネジメントよりも、親族内の私情やしがらみが優先されることがあります。
この結果、「第三者に譲渡する」という意思統一を図れないことがあり、M&Aまで進まないケースが見受けられます。
その4 家族の生活が目的の小規模事業
4つ目は、「成長を目的としない法人」があるということ。家族経営を目的とした「成長を望まない・望めない」事業は、法人によるM&Aの対象とはなりません。
例えば、夫婦で経営している10坪もない飲食店を思い浮かべてみてください。今後、客数を増やすことは物理的に限界があります。
将来の成長が見込めないという現実。
仮に買手がいるとするならば、「個人で食べていくレベルで事業を引き継ぎたい」という想いの方が、もしかしたら対象となるかもしれません。
しかしM&A仲介業者も民間の営利企業のため、相談になかなか乗ってくれないでしょう。
このように、沖縄県に限った話ではございませんが、国内における中小企業経営は、ビジネスとプライベートの境目があいまいなため一筋縄ではいかないのです。
地方の中小企業が成長するためのM&A
一方、会社を譲り受けたい企業に目を向けてみると、生き残りをかけて、地元の企業との提携を積極的に検討している企業も増えてきています。
事業規模が10億円の中小企業の場合、事業の成長に向け、M&Aによる会社や事業を譲り受け県内でまずは地盤を固めた後、他県への進出するシナリオを考えると良いでしょう。
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