2020年鋼材製造業の最新M&A動向


鋼材製造業界概要

鋼材製造業は、鋼片を材料として圧延工程により鋼材を製造し、主に建設業界に販売しています。
 
 
鋼材製造業(表面処理鋼材を除く)の従業者規模別にみると、30~99人の事業所が多く、大手鉄鋼メーカーの系列となっている企業が多いのが特徴です。
 
 
業界全体をみると、市場全体は減少傾向にあり、その要因の1つが、中国の鉄鋼メーカーによる過剰生産と、それに伴う市況の悪化です。
 
 
中国は、アメリカとの貿易摩擦の影響に対応するための景気刺激策としてインフラ投資を増やしており、粗鋼生産量の増加は4年連続で過去最高を更新しました。
 

これに伴い鉄鋼製品の価格が低迷する一方で、鉄の原料である鉄鉱石と石炭の価格が高止まりしてコストが上昇し鉄鋼メーカーの利益を圧迫しました。

 

このような状況において、国内の鉄鋼メーカーの生産能力は過剰な状態にあり、生産設備の削減に踏み切らないかぎり収益の改善は見込めない状況になっています。

 

 
そのような環境の中、2020年2月7日に、日本製鉄が、広島県呉市の「呉製鉄所」を2023年9月末をめどに閉鎖すること発表しました。
 
 
筆者の出身地である呉市の街を支える呉製鉄所。
地元では地域経済に多大な影響を及ぼすことを懸念しているとのことです。
 
 
さらに和歌山県の和歌山製鉄所にある2基の高炉のうち1基を2022年、の9月までをめどに休止することなど、今後、製鉄業界は大規模な転換期を迎えています。
 
 
 一方、中小企業においては、製鉄業界は、親方と職人数人の零細企業が多く、現在では、経営者の高齢化が進んでいる業界の1つです。
 
 
特に鋼材製造業の工場現場は、3K(危険、汚い、きつい)職場の要素も強いため、若者の採用が困難なため従業員の高齢化も進んでおり、後継者不在による廃業が多く、各地でM&Aの相談もございます。

鋼材製造業のM&Aをすることのメリット(譲渡側)

当業界は、譲渡側にさまざまなメリットがある市場といえます。

さてどのような特長やメリットがあるでしょうか。

 

 

 

鋼材製造業界のM&A事例

2020年3月

照明器具、配電盤メーカーの因幡電機製作所(大阪府)による鉄鋼材料加工販売の近江産業(大阪府)の全額出資子会社で配電制御システムなど製造販売の日満(大阪府)の株式取得。

 

 

最後までお読みいただいた方には、特別に会社を高く売るM&A会社の見分け方をご紹介いたします。

 

【M&A専門会社を見分けるポイント】

 

■ 信頼のおけるM&A会社

   買手側がどのような手法で評価するかを事前に知り、対策まで支援するM&Aコンサルタントが重要です。

 

■ 経験豊富なM&A会社 

   経験の浅いM&Aコンサルタントの場合、貴社の価値に気づかず話が進み、評価が低くなる恐れがございます。

 

■ 情報量の豊富なM&A会社

   買手候補先が多いほど、競争原理が働き、価値ある企業は価格上昇が見込めます。

 

特に、中小企業M&Aの場合は、マッチング力が重要となりますので、当社のような全国のネットワークから地域情報を収集し、広域マッチングが可能な先に相談することをおすすめいたします。

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