現在、有料老人ホームは、介護付き、住宅型、健康型の3つに分類することができます。
住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームの違いは、外部事業者か内部スタッフのどちらが介護サービスをおこなうかです。
住宅型有料老人ホームは、外部事業者によって介護サービスを提供されます。
一方、介護付き有料老人ホームは、内部スタッフが介護サービスを提供します。
介護付き有料老人ホームは、内部スタッフが常駐しているため、住宅型有料老人ホームに比べ管理費が高くなります。
有料老人ホームの利用者は、家賃相当額の前払金(一時金)を初期償却でき、月々の負担を減らすことができます。
有料老人ホームは、施設数、利用者がいずれも急増しており、2016年度は1万件を超え、そのうち70%を住宅型が占めております。
今後、介護人材の確保による人件費上昇や介護ロボットの活用など、労働環境の改善に向け取り組んでいくことが必要です。