監査法人
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監査法人
「監査法人(Audit Corporation)」とは、財務書類の監査または証明を組織的に行うことを目的として、5名以上の公認会計士によって設立された法人をいいます(公認会計士法1条の3第3項)。 諸外国では有限責任形態の監査法人が一般化しており、日本国内においても業績が悪化した場合に全責任を負う必要はないとする有限責任監査法人のほうが多くなっています。 監査法人は主に、監査または証明業務、コンサルティング業務、公認会計士試験に合格した者に対する実務補習に関する業務を担っています。 このなかでも最も重要な業務は、企業・団体の作成した財務諸表に虚偽の情報が含まれていないかをチェックする仕事です。 決算書などが信頼できることを前提として、投資家は安心して市場で株式等を購入できるようになります。 監査証明業務にはいくつか種類があり、上場企業に対して行う金融商品取引法監査のほかに、学校法人監査、公益法人監査、医療法人監査などがあります。