金融商品取引法
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金融商品取引法
金融商品取引法とは、有価証券の発行とその円滑な流通、そして金融商品の公正な取引のための法律です。 金融商品取引法は、金融商品などの公正な取引が行われるために資本市場がしっかり機能することで、経済の発展や投資家の保護に繋げることを目的としています。 金融商品取引法は、有価証券の取引に関わる基本的な法律として、従来制定されていた「証取法」が改正されたものです。 金融や資本市場を取り巻く環境の変化への対応のほか、国際化に順応できるよう配慮する目的も持っています。 利用者が貯蓄から投資へ移行しやすいような機能を確保したり、利用者の利便性を図ったりするほか、利用者の保護に向けたルールの徹底も含まれています。 「証取法」から金融商品取引法への名称変更とともに改正された点は主に4つです。 投資サービス法制、開示制度の拡充、取引所の自主規制などの強化、そして不正取引などに厳しい措置を取る罰則などが、整備された点として挙げられます。