修正簿価純資産とは、決算書上の帳簿価額(簿価)の純資産を修正した価額を表します。
譲渡対象会社をコストアプローチと呼ばれる方法で評価する際に、修正簿価純資産の価額を用います。
修正簿価純資産の算定には、土地や保険などのように時価評価されていない項目を「時価」に置き換える作業をおこないます。
実務上の論点としては、時価とは何か、必ずしも明確ではなく、各案件毎に「時価」を定義することが求められます。
なお、貸借対照表(バランスシート)上に、オーナーの個人的な資産が計上されている科目の処理によっては税金が異なりますので注意が必要です。
詳しくは、こちらの記事をご覧くださいませ。