減資
- 事業承継・M&Aの経営承継支援TOP > M&Aお役立ち情報 > いまさら聞けない!30秒でわかるM&A用語集 > 資本政策 > 減資
減資
減資とは、資本金の額をを減少させることです。 減資をするには、株主総会を開催して特別決議と債権者保護の手続きが必要になります。 ただし、定時株主総会でその日の欠損額の範囲を超えない程度の減少であれば、普通決議でも行うことが出来ます。 資本金を減少させる場合の額は、減資の効力が発生する日における資本金の額が限度額です。 企業が募集株式を発行することによってそれと同時に増資を行い、その効力が発生するまでに資本金が増加するといったときに減資する場合なら、その額を限度として減資することができます。 M&Aでは、買収する企業に剰余金の配当などをすることを目的に、対象企業の資本金を減資することがあります。 また、資本に欠損がみられる場合には、剰余金の配当を行うための欠損を補う目的として減資が行われます。減資して将来の余剰金配当に充てるのが狙いです。