スタートアップの意味は、日本語に訳すと「行動開始」「動き始める」ですが、ビジネスに当てはめると、「アイデアベースの段階でチームメンバーが動き始める(ビジネス)」です。
アイデアが浮かんでチームを集めた発起人を「ファウンダー(Founder」と呼びます。
日本では、まだ言葉の定義が明確ではなく、「スタートアップ企業」と「ベンチャー企業」の違いが曖昧になっているケースがあります。
「ベンチャー企業」は和製英語であり、本来「Venture(ベンチャー)」は「投機的な」を意味しており、「投資家(Venture Capital等)が投機的な段階で資金を投じた企業」です。
「スタートアップ企業」は、「社会的なイノベーションや社会貢献を目的としたビジネスアイデアを共有するチームメンバーが、すばやくプロジェクトを実行し続ける企業」です。
よって、投資家から資金調達をしたベンチャー企業のうち、「イノベーションや急成長を目的としアイデアベースでプロジェクト/プロダクト開発を進める組織体」をスタートアップ企業と呼ぶことが正しいと言えます。