【製造M&A】特許に強い弁理士との連携によりマッチングが成功した事例


製造業の特許に詳しい弁理士との連携によりマッチングが成功した事例です。

譲渡依頼を受けた企業は、大阪にあるロールカッターやスリッターという工業用の資材の巻き取りや裁断をする機械の専門メーカーでした。

30年前に大手企業から独立し5名で立ち上げた企業で、創業メンバーである役員間ではメンバー誰かの親族に事業を継がせるという思いは全くありませんでした。

そして役員が皆60歳を超える年齢となり後継者問題が顕在化したため、M&Aによる譲渡を決意されました。

 

弊社はすぐに買い手候補先探索に着手し、別地域で展開する同業他社や同種の機械を扱う卸業者から周辺機械の製造業へと提案を重ねましたが、具体的な交渉に入る候補先は現れずに半年が経とうとしていました。

 

候補先探索に苦労した理由は、売り手企業は技術力のある企業ではありましたが、製品がニッチな商材のため、技術を理解するのは、同業かその周辺事業に限られていました。

 

そこで新たな角度から候補先を探索するために当社の士業ネットワークの中から当該技術に関する知見がある弁理士とマッチング会議を開催しました。

この会議を持つことで関連技術の特許を持つ企業群から技術面でシナジーを発揮できそうな企業をピックアップすることができM&Aの提案を新たな候補先へ展開することが可能となりました。

 

早速、およそ30社の新たな候補先企業へ提案を進めたところ、和歌山県にある企業が興味を示してきました。

 

この企業は一部門でカッター等に似た機械を販売しておりましたが、これまで譲渡企業のような独自のオリジナル製品を手掛けることはありませんでした。

このため、本件M&Aの提案は同分野を大きく展開するためにはとても魅力的な提案とのことで、その後の提携交渉はとてもスムースに進み、最初の提案からおよそ4ヵ月で本件は成就し売り手・買い手ともに感謝されるM&Aとなりました。

一般的に製造業のM&Aは専門的な技術の理解が必要なことからマッチングは難しいと言われています。

当社では専門的な知見を持つ弁理士等多くの専門家とのネットワークを有しております。

本件はこれら業界特有の知見をもつ専門家ネットワークを持つ当社の強みが活かされた案件の成約でありました。