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ホームセンター業界のM&A動向

ホームセンター業界のM&A動向

ホームセンター業界のよくある悩み・ニーズ

ホームセンター業界は1970年代に生まれたことから、多くの企業では創業者の高齢化で事業を継承する時期になっています。ホームセンター業界は市場が飽和状態になっていることや法律の規制などにより、今までのように郊外で多くの品物を提供する経営方針が上手く機能しなくなっていると言えるでしょう。人口減少と共にニーズが減り、売り上げは縮小されていく可能性がある現在、ホームセンター業界にはM&Aを行う動きが見られています。

 

ホームセンター業界における動向・トピックス

ホームセンター業界の動向を分析しますと、2000年前後まではプライベートブランドを展開するなど、各社ごとに特色のある戦略で順調に成長を続けてきました。郊外の広大な土地に多種類の商品を揃えてきましたが、2000年以降は郊外の人口が減少してきたことで集客が難しくなっています。食料品も取り扱うドラッグストアが増加したことや、家具・日用品の専門店へ、比較的高い利益率の商品のシェアが流れたことによるニーズの減少もあります。市場のニーズそのものが減少している実情の中では、同業他社を買収・売却するM&Aを行うほうがシェアの拡大が合理的にできるため動きが広がっています。

DCMホールディングスは『カーマ』『ダイキ』との業務提携を行い、さらに『ホーマック』との合併をすることにより業界最大手に成長してきた企業です。このM&Aが成功したのは、カーマが中部地方、ダイキが中国・四国地方、ホーマックが北海道と地域の重複がなかったためと考えられます。このように、企業が協働して有利に事業展開できるシナジー効果を得られたことが成功の要因と言えるでしょう。

 

 

ホームセンター業界でM&Aをすることのメリット(譲渡側)

ホームセンター業界には少子高齢化社会による人口減少という小売業に共通の課題があり、加えて都心へ人口が集中する現象が影響して厳しい状況になっています。もし経営が悪化して閉店するような事態になれば、現在働いている従業員を解雇しなければなりません。M&Aによる譲渡であれば、従業員は現状のまま守られて継続して働くことができ、処遇改善も期待できます。

また、深刻化している高齢化した創業者の後継者問題も解消でき、有力なグループの傘下に入ることで将来にビジョンを持てる、安定した効率の良い経営が可能になります。

ほかにもM&Aを行うことによる大きなメリットとして『創業者利益』の獲得が可能になることが挙げられます。リタイアするまで会社を経営しても、会社を創立した経営者への報酬は限られたものです。しかし、M&Aで譲渡した場合、その売却益は創業者利益となるので年金の他に現金を持つことができ、リタイア後も安心して悠々自適な生活を送ることが期待されます。また、借入金があれば個人保証・担保を解消できることも挙げられます。優良企業に会社を任せることで、適切な価格でのM&Aが期待できると言えます。

 

ホームセンター業界でM&Aをすることのメリット(譲受側)

M&Aにより譲受側の会社は、譲渡側の会社の売り上げや取引先、経営の資源を一括で取り込むことが可能なので、一気にシェアを伸ばすことが期待できるというメリットがあります。譲渡側が持つ特徴ある優れた商材や取引先などを取り込むことで、事業の強化ができるのです。また、新しい事業を立ち上げるよりも、譲渡側からの取り込みで規模を大きくすることができるスケールメリットもあります。これにより、本来であれば事業の成長には時間がかかるところを、時間をかけずに効率良く事業の拡大ができます。

また、M&Aによるコストカットというメリットもあります。仕入れコストはM&Aによる交渉力の向上で削減が可能になり、販売コストは販売拠点が統廃合されることで削減できるでしょう。物流コストや製造コストの削減や研究開発の部門も縮小、効率化が可能になります。財務力が良い会社同志であれば、財務力の強化につながることも期待できます。このようにM&Aを行うことで譲受側にも大きなメリットがあることが分かります。

 

ホームセンター業界のM&Aのポイント

工具や資材などの専門的な商材が特徴だったホームセンター業界は、それらの商材で高い利益率を上げてきました。しかし、オンラインショップの、より豊富な品揃えや商品の開発によりホームセンターの優位性が失われつつあります。ホームセンター業界は新規出店での市場規模の拡大・維持の努力をして、厳しい現状の改善に期待してきました。しかし現状ではメリットが多いことから、M&Aを行うことが良い戦略と考えられています。

売却をする会社、買収を行う会社の両方にメリットがあるM&Aは、たしかに合理的な戦略と言えるでしょう。安易なM&Aによる規模拡大を狙うことがなければ、多くの利益を得ることが可能な戦略です。ポイントはM&Aのメリットを考慮し検討しながらも、新しいニーズの掘り起こしや次のビジネスモデルを作っていくことです。同時に根本的で効果的な戦略も検討していくことで、ホームセンター業界はこれからも消費者に求められていくでしょう。

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