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パソコン業界のM&A動向

パソコン業界のM&A動向

パソコン業界のよくある悩み・ニーズ

パソコン業界は2012年以降伸び悩みに陥っています。この状況は、日本に限らず全世界レベルの動きです。スマートフォンやタブレットの冒頭で、先進国市場での頭打ちは、目に見えていましたし、さまざまな方面から指摘されていました。それでも、パソコン業界が、頑張って来られたのは、新興国におけるPC需要があったためです。しかし、新興国においてもパソコン市場は縮小の一途を辿っています。このようなパソコン業界においてM&Aはどのように考えればいいのでしょうか。

 

パソコン業界における動向・トピックス

パソコン業界は、主要メーカーを中心に構成されています。個人ユースのパソコンから法人ユースまで、さまざまな利用方法がありますが、多くのパソコンは、大手メーカーが市場の多くのシェアを占めています。力のある少数の企業が君臨する業界においては、市場が縮小すれば、余力をもっていない中堅メーカーや中小メーカーが厳しい状況に追いやられます。このような市場動向においては、価格競争にならざるをえなくなり、消耗戦は余力がなければ持ちません。その結果、開発投資は縮小され、既存製品を中心に製品が回っていくため、市場が欲しがる新しいパソコンは生まれてきません。

これは、ディスクトップパソコンとノートパソコンの違いを見ても明らかです。携帯性に違いがあるとはいえ、オフィスで使う分には、大きなスペックの差が見られません。このような状態は市場の縮小につながってしまいます。インターネット環境が安定してきた時代では、パソコンではなく、スマートフォンやタブレットで十分に企業の生産性向上を生み出せます。パソコンである理由を探せずにいるのが2017年現在の市場です。

パソコン業界でM&Aをすることのメリット(譲渡側)

主要なパソコンメーカーであっても、その業務を売却する場合があります。市場の低迷が言われている中でM&Aを行い、パソコン事業を売却するのは、まずはパソコン事業が黒字に転じるのが難しいからです。これはパソコン事業を単独で考えた場合、売上が上がらない一方で、サポートなどの費用は発生します。事業として考えると、事業譲渡を行うことはメリットが多いということになります。

事業買収の場合は、そのまま事業を続けることができます。自分たちが今まで培ってきた技術や伝統をそのまま商品に活かし、事業を続けることができるのは、大きなメリットになります。

合併の場合は、譲渡する側の法人格はなくなってしまいますが、新しい形で再スタートを切るというメッセージを市場に出すことができ、活性化を図れます。新設合併の場合は、新たな事業を立ち上げることになりますし、吸収合併の場合は、買収された側のブランドを使って事業の拡大を図ることができます。

同じM&Aであっても、さまざまな形があり、事業自体をどのように継承していくかを考えて、M&Aのやり方を変えることによって事業は活性化されます。

 

パソコン業界でM&Aをすることのメリット(譲受側)

では、譲受する側はどうでしょう。パソコン業界自体を見ると大きな事業の伸びを期待することはできませんが、IT業界自体は、IoTやビックデータといったトレンドにより、さらに大きな伸びしろが期待できます。これらの波に乗りたい企業にとって、パソコン事業は魅力的でもあります。

パソコン事業では、技術面と製造面の2つの面で事業をを譲受することによるメリットがあり、そのまま利用することができます。また、営業面においては、自分たちが持っている営業力にパソコン事業の新しいソリューションを加えることができるメリットがあります。単一の製品としてのパソコンではなく、この事業によって培われてきた技術力と発想力をうまく利用すること、既存の事業とのコラボレーションで新しい事業を生み出すことなど、シナジー効果を生み出す要素はたくさんあります。

さらに、エンジニア不足が問題視されている中にあって、パソコンに関わる人材をM&Aにより獲得できることは、今後のビジネスの展開においても大きなメリットになりえます。パソコンのインターネットに関連した技術は、将来的に市場に不可欠なものですから、それらの知識を持つエンジニアは貴重な財産です。

 

パソコン業界のM&Aのポイント

パソコン業界におけるM&Aは、単なる事業譲渡というよりも、その後の新たな事業展開を考えたものであることで、大きなメリットを生むことができます。パソコン自体を販売するというスキームから、その技術を使った新しいビジネスへの転換と考えると、さまざまな方向性が見えてきます。M&Aを行うことで、資金的にも人材的にも余裕が産まれ、新しいニーズに応えられる製品やサービスを市場に提供できるようになります。パソコン業界は、長期に渡り安定した基盤を作ってきました。その基盤を有効に利用することで、新しい基盤を作ったり、今ある基盤を強固なものにしたりすることができます。

パソコン業界でのM&Aのポイントとして期待されているのが人材確保です。これまでのIT業界での豊富な知識は、異なる開発現場であっても有益に活かすことできます。特にIoTやビックデータといった技術は、ネットワークやデータベースの基礎知識だけでなく、それらを応用する技術も必要になります。しっかりした技術力を持つ人材を活かす新しい市場が将来のIT業界を支えていくと考えられ、人材確保のためにもM&Aは有効な施策になり得るのです。

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