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秘訣2:引退後の人生プランの準備を行う。

秘訣2 引退後の人生プランの準備を行う。

前回のコラムで、事業承継に関してオーナー社長が真っ先に決断しなければならないのが、「事業承継の時期(引退時期)」であると述べました。しかし、実はこの決断がオーナー社長にとって、あらゆる決断の中で最も難しいものなのです。そのため、事業承継対策は常に先送りされ、急にオーナー社長に健康上の問題が発生する等して、事態が深刻化してしまいがちです。

なぜ、「事業承継の時期(引退時期)」を決めることがそれほど難しいのでしょうか?その理由は、中堅・中小企業のオーナー社長は、「仕事が生きがい」、「会社が自分にとって一番居心地の良い場所」という方が多いためです。そのような方に、「引退後に何を生きがいに生きていくのか?」、「引退後の自分の居場所はどこか?」が決まらない状態で、事業承継(引退すること)を迫るのは、極論すれば「(生きたまま)死んでください。」というようなものです。

したがって、「事業承継の時期(引退時期)」を決めるには、同時に「引退後の人生プラン」もハッキリさせる必要があるのです。そして、私たちはこの「引退後の人生プラン」について、以下の3つの観点から検討することをお勧めしています。

【引退後の人生プランについての検討する観点】
1.本当にやりたいこと(長年の夢)をかなえる。
2.大切な家族と時間を共有する。
3.地域・社会に貢献する。

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まず、一つ目の「本当にやりたいこと(長年の夢)をかなえる。」ですが、誰しもこれまで仕事に追われて出来なかったが、時間があれば本当はやりたいと長年思ってきたことが一つや二つはあるのではないでしょうか。もし、そのような長年の夢があれば、社長引退後、ぜひ実現していただきたいと思います。

私たちが過去、事業承継のお手伝いをしたオーナー社長の中には、ゴルフが大好きで引退後はゴルフ三昧の生活に入られた方や、旅行が大好きで引退後、世界中を旅されている方がいらっしゃいます。文字通りのハッピーリタイアメントですね。

2つ目の「大切な家族と時間を共有する。」については、「仕事が生きがい」のオーナー社長ほど、長い間、奥様やお子さんと接する時間が取れず、寂しい思いをさせてしまっているという方が多いのです。もし、お孫さんがいらっしゃるのであれば、奥様とご一緒にお子さんやお孫さんと共有する時間を増やし、家族とのきずなを結びなおすというのも素敵なことです。

最後は「地域・社会に貢献する。」です。オーナー社長はこれまで「事業家」として社会に貢献されてきました。ただし、引退後は地域のボランティア活動に参加されたり、これまでの経験を生かした講演活動を行う等、「社会活動家」として社会貢献されるということも考えられるのではないでしょうか。

いずれにしても、ご自身の「第二の人生」の生き方について、今からしっかりとお考えになり、ご準備をされることが実は事業承継成功のための「秘訣」の一つなのです。